2022/3/27配信 40代以降の進行リスク
2022/02/27 配信 成長期が終われば進行しない?
2022年2月17日配信 レントゲン撮影をお勧めする理由
本日のテーマは「レントゲン撮影をお勧めする理由」です。
前回のメルマガで、
☆背骨が曲がっているといわれ不安な方、側弯症といわれたけれど病院に行っていない方はレントゲン撮影を。
☆側弯症の方で、以前より姿勢、体の歪みが気になるのなら、レントゲンを撮りに行く。
とお話しさせていただきました。
今回はその理由です。
現状が客観的に分かるから
比較ができるから
1.現状が客観的に分かるから
健康診断で「背骨が曲がっている」「側弯症の疑いあり」でと言われても、正直本人に自覚がないことが多いです。気が付いていないことが多いです。
ですので、まずは本当に曲がっているのか、姿勢不良で起こる側弯(機能性側弯)なのか、骨の異常で起きている病気の側弯(構築性側弯症)なのかを正確に知ることが必要です。
機能性側弯症と構築性側弯症ですと側弯ピラティスではアプローチの仕方が変わります。オススメするレッスンも変わります。
また側弯する場所や角度は人それぞれです。腰椎だけの方もいれば、腰椎と胸椎の2か所になったりします。胸椎の角度がとても大きい方のいれば、2か所とも同じくらいの角度の方も。
ほんとうに人それぞれなので、まずは現状を客観的にみるにはレントゲン写真を撮るのが一番です。
2.比較ができるから
特発性側弯症の方は、成長期が終われば側弯の進行が止まると言われています。しかし、進行するリスクはあります。女性ですと
☆妊娠・育児
☆加齢による筋力低下
☆閉経
妊娠期において、胎児の成長とともに体や背骨の負担が大きくなります。出産後の育児でも体や背骨の負担かがかる姿勢がとても多く、この時期に角度進行してしまったという側弯症の方の声を聞いています。
筋力が落ちてしまうと背骨を支えられなくなり、今まで不具合がなかった方が体の痛みを感じるようになったのが40を過ぎた頃からと聞いています。
閉経時には、骨密度がぐんと低下します。背骨の圧迫骨折が起きると角度進行のリスクになります。
このようなリスク期に若いころの写真と比べられるといいですよね。
角度進行していなければ、維持できるように運動や食事を気を付ける。
もし進行していたら、まずは病院で相談、次に自分たちでできることをする。という風に判断ができます。
また、体の痛みが出てきた時に、角度進行が原因なのかそれ以外なのかを判断できます。写真がないと「側弯症だから体が痛い」と終ってしまい、本当の原因を見つけるのに時間がかかってしまうかもしれません。
という理由で、私はレントゲン撮影をお勧めしています。
出来ればかかりつけの病院を作り、定期健診をお願いいたします。
40を過ぎると加齢による体の機能低下がありますので、骨密度と側弯の角度は定期的に調べておくといいですよ。
まだまだ側弯症のことを知らない方がたくさんいますので、少しでも知っていただき、その時その時に適切な対応ができる人(本人、家族、指導者)が増えるといいなと思っています。
ではまた♪
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背骨から女性の健康をサポートする「せぼねやさん」おおたまりこHP
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2022年1月30日配信「側弯症かな?と考える時」
背骨から女性の健康をサポートする「せぼねやさん」のまりこです。
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本日のテーマは「側弯症かな?と考える時」です。
私のパーソナルレッスンは、「側弯症で」と脚を運んでくださっている方がいます。
その場合は最初から「側弯症」のプログラムをあれやこれやと準備しているのですが、時々、一般の方のパーソナルレッスンをしていて、ん?これは…?側弯してる?と考える時があります。
それは
★左右の肩の高さの違い
★肩甲骨の突出
★腰の高さが非対称
★胸部の変形
★肋骨や腰部の隆起(前かがみをした姿勢で後ろから背中をみた場合)
姿勢不良による機能性側弯症でもこの体の特徴が出ます。
胸部の変形、背中の隆起が大きくみられる場合、病気による構築性側弯症を疑います。
体の特徴を見つけた時は、お客様との関係を考えつつ、お客様ができるだけショックを受けないように考えて、側弯症かとお聞きするように配慮しています。
突然「背骨が曲がっている」と言われたらショックじゃないですか?
私はショックでした。
健康診断で「側弯症の疑い」と書かれていたらびっくりしませんか?
お客様から何人も相談されています。びっくりするのと、どうしたらいいのか分からない不安とで軽く悩まれて私に相談してくださる方がほとんどです。
レッスン中に側弯症かな?時になった方には、まずは側弯症という病気があること、今までに側弯症と言われたことがあるか、病院は?と聞いていきます。
初めての方でしたら、まずは病院に行ってレントゲンを撮ることをお話しします。
あと自分でできること。
定期的に鏡を見て、自分の姿勢を確認する。
上記の体の特徴が出ていないか、以前より崩れていないか確認をする。
以前より姿勢が気になるのなら、レントゲンを撮りに行く。
なぜどなたにもレントゲンを撮ることをお勧めするのかは次回のメルマガで。
まだまだ側弯症のことを知らない方がたくさんいますので、少しでも知っていただき、その時その時に適切な対応ができる人(本人、家族、指導者)が増えるといいなと思っています。
ではまた♪
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2021年12月15日配信 脊柱側弯症ってなあに?【せぼねやさんメルマガ】
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本日のテーマは「脊柱側弯症ってなあに?」です。
難しいことを書けばたくさん書けますが(笑)ここはシンプルに。
脊柱側弯症とは、背骨の構造的な異常で背骨の変形がみられる状態です。
(あれ?あれ?シンプルじゃない)
えっと。
脊柱側弯症は背骨の病気です。背骨自体に変形があります。
姿勢が悪くなったり、体の痛みで筋肉のバランスが悪くなり、一時的に背骨が曲がった状態も側弯症と言ったりしますが、こちらは骨自体に異常がありません。体を整えれば曲がった背骨もまっすぐになります。
一方、病気による脊柱側弯症は、骨の変形から側弯が出てきているので、背骨を元ある形に戻せればいいのですが、骨自体を治すということは私はまだ聞いたことがありません。将来股関節のように人口背骨って出てくるのかななんて妄想しています。
こちらは、曲がりながらも頑張って支えてくれる背骨ちゃんが最後まで頑張れるように、筋肉のバランスはもちろんですが、骨自体の強度を下げないようにすることも大切になってきます。
姿勢不良による側弯症と病気による側弯症では考え方が違うのです。
ということで、脊柱側弯症は、病気のこと(自分の体)を知り、受け入れ、上手に付き合っていく方法を考えていくことが大切なのだなと思いました。
まだまだ側弯症のことを知らない方がたくさんいますので、少しでも知っていただき、その時その時に適切な対応ができる人(本人、家族、指導者)が増えるといいなと思っています。
ではまた♪
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