ロコモになぜピラティス?

【ロコモとは】

ロコモ(ロコモティブシンドローム)とは、運動器の障害や衰えによって「歩く」「立つ」「階段を上がる」といった機能が低下している状態です。

「膝が痛い」「腰が痛い」などの身体の痛みがすでにある方はロコモ黄色信号。

この状態を放置していると将来的に病気や寝たきりになるリスクが高まり、介護が必要な状態になってしまうことも。

1日中デスクワークだったり、階段よりもエスカレーターやエレベータ―を使ったり、近い距離でも歩かず車を使ったりと生活が便利になればなるほど体を動かす機会が減少しています。体を動かす機会が減ることで筋力が衰えて、運動器も衰えていきます。

ロコモにならず、体の痛みのない、健康的な体を維持するためには、意識的にトレーニングをして体を動かす必要があるのです。

 

【なぜピラティスなの?】

ロコモは「歩く」「立つ」「階段を上る」といった機能が低下をしている状態なので、下半身の筋力を鍛えることが大切です。

しかし、スクワットやウォーキングを始めて、膝や股関節が痛くなってやめてしまったという方はいらっしゃいませんか?

私たちは日ごろ無意識に体を動かしています。利き手、利き足、仕事、生活習慣などで使いやすい筋肉と使わない筋肉が出てきます。

日々無意識に動かしているので、知らないうちに使いやすい筋肉ばかりで動いています。それが普通なのです。

その状態で運動をすると無意識に使いやすい筋肉を使うので、より大きな負担がかかり続けてしまい痛みとなるのです。

下半身の筋のバランスが崩れると背骨のポジションも変化していきます。姿勢の悪さになります。

姿勢比較.jpg

身体はつながっています。連動して動きます。

下半身の筋肉を鍛えるためには、姿勢はとても大切です。背骨のポジションがとても大切です。

体全体を意識して連動させて動かすことが、体全体の筋のバランスを整え、結果的に下半身に必要な筋力がついてくるのです。

ピラティスは背骨の柔軟性や動きの強化をし、体全体の筋力強化、バランス強化を目的としています。

ピラティスの考案者のジョセフ・ピラティスは、幼少時代、喘息やリウマチ熱、くる病に苦しんでいたといわれています。

その体験から≪健康なカラダ≫を求めて様々なスポーツやエクササイズを研究・探求し、スキー選手やボクサーになるほど健康的なカラダを手に入れます。

その後、第一次世界大戦時に収容所に入れられましたが、そこで看護師となり、同胞のリハビリ・健康管理のためのエクササイズを自分の経験を元に考案・指導したのが、現在のピラティスと言われています。

ピラティスは健康なカラダを手に入れるためのエクササイズなのです。

そして身体の動かし方を学ぶエクササイズです。リハビリが原点ですので、どなたでもできるエクササイズです。

一緒にピラティスしましょう♪

 

 美智子様ピラティス記事.jpg

(週刊文春 2017.3.23号より)

長年苦しまれてきた首や肩の痛みである頸椎症性神経根症や腰椎の変形性変化によって、数年前には下肢の筋力低下がみられたため、色々な運動をされている中のひとつにピラティスがあったそうです。